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金・銀での支払い

フロリダ州は、
金・銀を支払いの
公的手段にする

2026年(令和8年)2月4日 ポール クレイグ ロバーツ


フロリダ州議会は、フロリダ州で金貨と銀貨を支払いに使えるようにしようと、立法に向けて優先的に動き始めた。

この法案は、フロリダ州での物品販売税から金貨と銀貨を免除するものだ。
また,法案はフロリダ州内で次のことを意味する、、政府が公式のナラティヴ(作り話)によって支配する目的で、住民とその行動・現れた考えをコントロールするために、政府によって作られたデジタル通貨から独立した支払い手段が存在すると言うこと。

機が熟した時、ワシントンの暴君はフロリダ州に戒厳令を敷き、物理的に実在しないデジタル通貨ではなく、実体通貨の使用の方を無くすだろう、、これが起き得ることだ。

全ての州が金・銀を法的支払い手段として合法化しない限り、フロリダ州民は州外への支払いをやって行けないし、自州内で全てを賄う経済とならざるを得ない。
生存のためには、これは最も安全かつ最も望ましい道だ。

歴史全体を通して、金・銀は支払い手段としてあった。
ローマの軍団は銀貨デナリウスで給料を支払った。
不動産は金で購入された。

紙幣は金の受領書として始まった。
保有する金が大量になったとき、金を金細工商の金庫に預けた、、そして、商売相手に支払いの必要が生じたら、金細工商に支払額分の金を渡すように手形を書いた。

金細工商は、金を物理的に所有したいと言う者はごく少数だと言うことを学んだ、、所有権の移転を、きちんとチェックされた紙の手形を使ってすれば済むと。
さらに、金を借りた人も、物理的に所有することをしないと。
人々は所有権を移す支払いがあったことを、金細工商に書いて渡すだけだ。
こうして、人々が所有する金の何割かは、第三者に移って行った。

これが小規模な準備銀行の始まりだった。

私(ロバーツ)が生まれた時、米国では金はもはや支払い手段ではなかった。
リベラルの英雄 フランクリン デラノ ルーズヴェルト大統領は、米国民が持つ金の全てを没収した。
その後直ちに金の価格を1オンス20ドルから35ドルに引き上げた。
さらに後で、1オンス42ドルに引き上げられた、、そして1970年(昭和45年)代にジェシー ヘルムズ上院議員が米国人に再び金貨保有を許可する法案を通すまで、その状態は変わらなかった、、しかし、金は公式な支払い手段にはならなかった。

WW II の後に、ブレトン ウッズ協定(1945年昭和20年発効)によって米ドルに世界準備通貨の役割が与えられ
ることになった。
この意味は、、米国の負債が財務省債券の形で、世界中の中央銀行の準備金にになる、、と言うことだ。
こうして、米国政府は請求書に対して米財務省債券(各国中央銀行の準備資産となる)を発行することで支払い可能になった。
ブレトン ウッズ体制の初期には、外国の中央銀行は保有する米財務省債券を金で取り戻すことができた。
しかし1970年代に、保有する米負債を金に交換したい、と要求することによって、シャルル ド ゴール仏大統領は『ゴールド ウィンドウ』を閉じさせる結果(ニクソン ショック)を招いた、、そして、もはや米負債は金に交換できない。

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ロバーツさんは元米財務省高官です。
五月革命前のドゴール フランスは、金をたくさん持っていました。
欧州の経済もWWIIから立ち直って、米国だけの好景気・黒字から、米国が赤字・英仏黒字となった頃でしょうか。
ドゴールは米ドル一強に不満があって、米ドルより金の方が良い、と思っていたのでしょうか、、スランス人の金選好もあって。。
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私(ロバーツ)が生まれた時、銀は支払い手段だった。

一ドル・二ドル・五ドル(財務省証書、FRB紙幣ではない)があった、、そして、銀一オンスあたり一ドルで、銀貨と交換可能だった。
私(ロバーツ)が若かった頃、一ドル未満の額のやり取りに銀貨が使われていた。
十セント硬貨はダイムという名で知られていたが、銀貨だった。
二十五セント硬貨(あるいはクォータ ダラー)は銀貨だった。
五十セント硬貨もだ。
ペニー(一セント硬貨)は銅貨だった。

US一ドル紙幣は、銀証書であってもなくても、銀行でドル銀貨に交換可能だった、、しかし、ドル銀貨はやり取りに使われなかった。
19世紀にカウボーイに月給が銀貨で30ドル支払われた名残で、ドル銀貨は生き残った。

長年にわたって、私(ロバーツ)のブログ記事で書いてきたが、USドルはその価値を維持することが可能だった、、と言うのは、金と銀の空売りが、金と銀の(ドルでの)価格上昇を抑えることができたからだ。

不動産と違って、貴金属市場では担保なしで空売りができる。
金・銀の先物市場は、先物契約の形でペーパー金・銀への価格書き込みができる、、先物市場では契約によって貴金属の価格は下落傾向にさせられる。
貴金属市場の特徴は、売買の行われる実物市場で金・銀の価格が決定されす、先物市場でペーパー金・銀への価格書き込みで決められてしまうことだ。

最近、増加量が大きいドル紙幣の価値(何にも裏打ちされていない)の不安定さに呼応して、貴金属実体通貨に対する需要が、(金・銀の価格を下げる)空売りでは追いつけないほど、圧倒的になった。

金・銀の価格が上昇すると、投機家が加わった。
投機家はただ単に好機をうかがい、十分な儲けを溜めると現金化していった、、結果、金・銀価格は急落する。
しかし、実体通貨のドル値を上げることになった元の状況は変わらなかった、、従って、金・銀価格から投機利益が出なくなると、貴金属価値の上昇は再開することになる。

トランプ大統領が、ヴェネズエラ石油などの資産・グリーンランド・ウクライナ資産、を欲しがる理由として考えられるのは、ドルを実物で支えることがある。
私(ロバーツ)が繰り返し指摘してきたように、米国は世界準備通貨というドルの役割に頼って力を得ている、、これによって、米国は債券を発行して支払うことができる。
支那は準備通貨という役割を持つことの価値を理解している、、そして、支那の通貨にこの役割を持たせたい公表してきた。
支那の負債は米国より少なく、産業化はより進み、GDPも高いので、米国の負債が急速に増大し続けると、米国は準備通貨の役割を支那に取られることがあり得る。

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トランプはG2とまで公言して支那に気を使っていますが、上のような背景があるのでしょうか。。
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数十年にわたって、米国は製造業を海外移転する破滅的な政策をとってきた、、それによって米国の経済力を弱め、米国政府は巨額になる負債を溜め込むことになった。
すでにドルには疑問符が付けられていたのに、ワシントン(米国政府)はドルを武器化することでドル弱体化を加速した、、こうして、財務省債券の形でドルを準備金として保有することは、中央銀行にとって危険なものとなって行く。
総額3,000億ドルに上るロシア中央銀行の準備金を押収したことで、この危険性が広く知られることとなった。
米国の戦争に終わりがなく、派手な浪費を丸見えにして、世界準備金通貨としての米ドルの役割は、危険に十分晒される。
いったんこの役割を失ってしまえば、他国通貨と比べてドルの価値は下落するだろう、、そして、米国が輸入依存経済になったとき、米国のインフレーションは爆発するだろう、、ドルの下落をさらに進めながら。

米国の政策担当者たちは、この脅威に注意を払うべきだ。
イラン・ヴェネズエラ・キューバ・メキシコ・(ウクライナと北極地域の)ロシアなどよりも、こちらの方が米国に対するずっと深刻な脅威である。
米国にとってはるかに重要なのは、通貨の価値を守ることだ、、イスラエルの敵を中東から一掃するのに何兆億ドルもさらに使うことなど論外だ。

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金交換を停止した後、サウジなど産油国に働きかけて、石油を米ドルでしか売らないようにさせ、ペトロ ダラーとしてドルは支えらてきました。
ヴェネズエラ・カナダ・グリーンランドと、トランプが動くのは、ドルを支えるためということが含まれている、、、、これは真でしょうか。。。
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by ymmatheb | 2026-02-06 18:07 | Trackback | Comments(0)

わからないことを理解できるまで追求します。数学と合唱ではできるまで。


by 九天
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