イラン・イスラエル・米国 33
2018年 09月 14日
(《イラン・イスラエル・米国 32》からの続き)
本当の試練は軍事的なものでしょう。
米国、特にトランプ大統領とジョン ボルトン国家安全保障問題担当大統領補佐官は、次のことをなし得るかに、威信を保つ方法を探りました。
● ロシアに、イドリブ県でシリアを支援することを、やめさせる
● トルコを、軍事力によって公然とシリア・ロシアと、戦わせる、、『見込みのない』を超えて
● ロシア・イラン・シリア・ヒズボラ(・多分クルド軍も)の組織化された軍事力に抵抗するために、テロリストに十分に武装させる
● ホワイト ヘルメットが住民への毒ガス攻撃をうまく演じて、米国の何週間もの警告にかかわらずアサド大統領が実行したとして非難する
● ロシアの報復がない状態で、シリア軍を空爆してその力を壊滅させる
多分、私たちは空爆が実際にうまく行くのかを、検証すべきでしょう。
現在、シリア攻撃に使う米国の拠点には、358発の巡航ミサイルが数えられます。
核兵器でなく通常爆弾を積むなら、巡航ミサイル一発は1,000ポンド(約454キログラム)爆弾に相等するものです。
ベトナム戦争の間、米国は千五百万発の巡航ミサイルと同等の爆弾を使った、ことを注意しておきます。
(これは私の個人的調査です。)
ここに正確な違いが、数学的比率で表されています。
(2.333e-5)
これは学校で習わない書き方なので、小数点が左に五桁動くと、簡単に思って良いです。
米国はベトナムを失いました、大きな敗北でした。
大統領職に就いたので、トランプはアフガニスタンでいわんや勝つために米国の爆弾の比率を三倍にしました。
問題は単純です。
ベトナム戦争以来、捕虜になったパイロットが外国の街路で晒し者になることを、米国は恐れています。
シリア法務相ナジム ハマド アル アハマドも入ったシリア高官との会合の中で、サウジ・イスラエル・カタールの士官(イスラエルのパイロットを含む)がダマスカス政府によって捕らえられ、秘密交渉の後で(何百万の賠償金を払って)本国送還されるのが、『本質的』なことでした。
同様に、2012年(平成24年)くらいの早い時に、シリア上空で撃墜されたパイロットを本国送還にするよう、米国はダマスカスと交渉しました。
そして、米国はニュース報道を抑えて、機体の残骸を取り戻しました。
シリア安全保障機関の最高レベルにいる情報源は、、
ISIS指揮官を救出する米国のヘリコプターの報告は、ある場合には、米国の法律によって『テロリスト』と判断される武装集団に配属された、パイロットや顧問・監視人が撃墜された時の救出である
、、と言っています。
注 358÷15,000,000=0.00002387なので、23まであってますが、上の数値は不明です。
ベトナムに比べると、シリアで使っている量はとにかく小さい、ということですね。
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トルコが混沌として見えたのは、上の二番目のためだったのでしょうね。
ホワイト ヘルメットについていは《イラン・イスラエル・米国 29》に最新の状況があります。
トランプはロシアの対応でこれはやめたのでしょうか。
(トマホーク 巡航ミサイル)
(《イラン・イスラエル・米国 34》へ続く)
by ymmatheb
| 2018-09-14 08:15
| 時事
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