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欲は世につれ、世は欲につれ 13

(《欲は世につれ、世は欲につれ 12》からの続き)

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(アヌンナキが描かれた古代シュメールの印章)


カナン(地中海とヨルダン川・死海に挟まれた地域一帯の古代の地名)の同胞団は、アヌンナキであったと思われる神の王メルキゼデク(旧約聖書の登場人物で、いと高き神の祭司かつサレムの王として紹介される)を長としていました。
王は、古代の神秘を理解しているヘブライ人に、焦点を合わせました。
メルキゼデクの集めた集団はカバラ(ヘブライ神秘哲学)と結びついた秘密結社になりました。
ソロモン王はアブラハムが持っていたシュメールの運命の粘土板を学んで広大な知識を獲得しました。

アブラハムもアヌンナキ起源の人物だったのでしょう。
アブラハムとメルキゼデクの両者ともシュメールの蛇の同胞団による指導を受けました。
聖書の万物創造の物語に表されているように、アダムとイブがエデンの満ち足りた園(狩と採集の生活)から、蛇によって『罪と奴隷の境遇』の世界へと誘惑されますが、その蛇です。
こうしてすべてのアダムス(シュメール語で人間を表す)を、蛇の王の血統が支配する下で苦役の生活に落としながら、イブは蛇ーアヌンナキの蛇ーによって妊娠させられていたかもしれません。

アブラハムが持っていたシュメールの運命の粘土板の基本原理は、ハー カバラ(ヘブライ語で『光と知識』)として知られていました。
旧約聖書全体を符号化していると信じられたこれらの隠された秘密を理解した人々は、敬意を持ってラムと呼ばれました。
その語句はケルト人・仏教徒・ヒンドゥー教徒の霊界で同じように使われています。
テンプル騎士団は中東への十字軍遠征から帰還して、ヨーロッパにカバラの知識をもたらしました。

テンプル騎士団は11世紀にエルサレム近郊のシオンの丘の上に、プリウーレ ドゥ シオンを創建しました。
これは、トリノの聖骸布(イエスの遺体を包んだとされる布)・聖櫃(十戒が刻まれた石板を納めた箱)・ハプスブルク家の運命の槍(イエス キリストを殺すのに使われた)のような聖なる遺品を守るために建てられました。

修道院の一段上の重要な目的は、テンプル騎士団の金を守ることとイエスの(とされる)血統ー王家の聖杯ーを保持することでした。
保持は、フランスのメロヴィング ブルボン家と縁続きのスペイン・オーストリアのハプスブルク王家によって実行されていると、テンプル騎士団は信じています。
フランスのロレーヌ王家(メロヴィングの系統を引く)は、オーストリアの王位を手に入れるためにハプスブルク家に嫁がせました。

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シュメールのアヌンナキは印章の図柄をチラッと見ても、とんでもないハイテクノロジーを持っていたのではないかと、つい想像してしまいます。


by ymmatheb | 2018-07-16 15:23 | レフト フック | Trackback | Comments(0)

わからないことを理解できるまで追求します。数学と合唱ではできるまで。


by 九天
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