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シャーロッツビルから始めた、、、8

Divide and Rule、、、分断して統治せよ、、、分断統治、、、分割統治、、、
これが表題に入った記事をBARで見かけましたので、紹介します。
元は
《https://www.blackagendareport.com/divide-and-rule-balkanizing-democratic-republic-congo》
です。

分断して統治せよ:コンゴ民主共和国のバルカン化

アン ギャリソン 2018年(平成30年)5月30日

シャーロッツビルから始めた、、、8_d0364262_13170028.jpg

『ベルギーは、富の支配をコンゴに譲りわたすつもりはないことを、コンゴ独立の前に明らかにした。』

シリアは、列強大国がもっと小さな国(民族的あるいは宗教上の線引きでもっと均質な国々)に分割できないかを論じている間、ずっと国際ニュースの見出しを占めていました。
コンゴ民主共和国は西側諸国のニュースの見出しのトップにはあまりなりませんが、西側諸国の主要層すなわちいわゆる専門家は、コンゴの資源豊富な東部諸州にもっと小さいより均質な諸国家を新しく生み出す提案を、長い間主張して来ました。
私(アン ギャリソン)はコンゴの学者・活動家のボニファス ムサヴリと、この分割計画について話し合いました。

アン ギャリソン(以下アン):ボニファス、コンゴ民主共和国の東部諸州を分割する提案の歴史について、まとめてくださいますか?

ボニファス ムサヴリ(以下ボニファス):コンゴ民主共和国が1963年(昭和38年)に独立すると同時に、コンゴを分割しようとする企てが始まっていました。
最初は、1960年(昭和35年)ー1963年(昭和38年)、カタンガ州の分離独立運動でした。

この分離独立運動は、ベルギーの支援の下でモイーゼ トゥションベによって率いられていました。
この時、植民支配国ベルギーから、コンゴはまさに少なくとも名目だけは解放されようとしていました。
カタンガ州はコンゴの最も南東にある州で、アンゴラ・ザンビア・タンザニアに接しており、資源豊富な東の端にある他の諸州と同じように、切り離しやすいのです。
カタンガ州もコンゴの最も鉱物資源豊富な州で、ベルギーは、富の支配をコンゴに譲りわたすつもりはないことを、コンゴ独立の前に、明らかにしたのです。

別の分離独立運動が、カタンガ州に接するカサイ州の南部で始まりました。
これらの分離独立運動は、UN軍と(コンゴ軍参謀本部長)ジョセフ-デジレ モブツ陸軍中将が率いるコンゴ軍によって、阻止されました。

1996年(平成8年)10月に、ルワンダのパストゥール ビジムング大統領は、ルワンダのコンゴ東部領有を認める、新ベルリン会議の招集を求めて声をあげました。
ビジムングは、ポール カガメ将軍が1990年(平成2年)ー1994年(平成6年)のルワンダへの侵入・戦争・虐殺の終期に再確立した少数のツチ族による支配を隠すための、フツ族の名目上の指導者でした。

同じ時(平成8年)に、米国高官・協調組合主義者ウォルター カンステイナーは、コンゴ東部にツチ族の均質な国家を作り出すことを含めて、民族のバルカン化を支持し始めました。

注1 バルカン化(バルカニゼーション)は、ある地域・国家が、互いに対立するような小さな地域・国家に分裂していく様子を表す地政学用語。
二十世紀に起こったバルカン半島の紛争により生まれた語。
「バルカン化」を社会・組織の維持のために必要なものと肯定的に捉える考え方もある。(バルカン化を支持、、といった場合はこちらの意味で使っている。)

注2 1960年(昭和35年)コンゴ共和国としてベルギーから独立。1964年コンゴ民主共和国に改称。(上の発言は、勘違いがあると思われます。)
独立から一週間も経たずに内乱とベルギー軍の介入があり、コンゴ動乱が始まる。
1961年(昭和36年)ルムンバ首相が殺害される。
1971年(昭和46年)国名をザイール共和国に。モブツ大統領の独裁。
1996年(平成8年)南キヴ州のツチ族を政府軍が攻撃。ルワンダ・ウガンダなどの支援を受けた武装勢力が反撃して、1997年(平成9年)の第一次コンゴ戦争では、アンゴラがザイールに出兵し、キンシャサを制圧してモブツ政権は崩壊。ローラン カビラが大統領に就任し、国名をコンゴ民主共和国に変更。
1998年(平成10年)政権や軍部からツチ族の排除を始めたために、東部を中心として第二次コンゴ戦争に発展。

注3 ポール カガメ、、、1990年(平成2年)10月、ウガンダに拠点を置く反ルワンダ政府ゲリラ組織のルワンダ愛国戦線(RPF)がルワンダを越境攻撃しルワンダ北部を制圧。
その頃、カガメ(ツチ族)は米国陸軍指揮幕僚大学で軍事訓練を受け、後にRPF最高司令官となる。
当時のルワンダのハビャリマナ政権を仏・ベルギーなどが支援し、戦闘は膠着状態に。
長期に亘る和平交渉を経て、1993年(平成5年)に和平が成立。
しかし、1994年(平成6年)にルワンダのハビャリマナ大統領と隣国ブルンジのンタリャミラ大統領が搭乗する航空機が撃墜され、死亡すると、政府軍とフツ族強硬派民兵インテラハムウェによるツチ族などへの虐殺が発生し、推計で約80万人が死亡した。
すると、カガメ率いるRPFはツチ族保護を名目に全土を制圧し、フツ族のビジムングを大統領とする新政権を発足させた。
カガメは副大統領・国防相に就任し、事実上政権を掌握して、軍事的にもルワンダに強大な影響力を保った。
2000年(平成12年)にルワンダの大統領となる。
反体制派への弾圧などから、独裁者との批判も出ている。(Wiki)

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コンゴは、ベルギーの国が所有したのではなく、ベルギー王室の所有でしたか。
レオポルド二世は、象牙やゴムの採取量が足りないとコンゴ人の手足を切り落としました。
(1908年(明治41年)にベルギー政府は国王からコンゴを買い取った。)
執念深さは、30年、40年なんて関係ありません。
膨大な富をもたらしてくれるわけではありますが、クルドと同じ、、いやもっと悲惨かも、、です。

フィリピンも、マッカーサーの父が在フィリピン米軍司令官で、マッカーサーはマニラ軍管区司令官・在フィリピン米軍司令官・フィリピン軍顧問・フィリピン陸軍元帥となり、親子二代でした。
マッカーサーは在フィリピン米企業から多額の利益を得たが、1936年(昭和11年)マニラで米系フリーメーソンに加盟、600名のマスターが参加したという。
二ヶ月後には第14階級(薔薇十字高級階級結社)に異例昇進した。
マッカーサーは大東亜戦争緒戦での日本の航空攻撃に、『戦闘機を操縦しているのはドイツ人だ』と信じて報告したそうです。
人種差別的発想から、日本人を軽蔑していました。(Wiki)


by ymmatheb | 2018-06-02 07:24 | BAR | Trackback | Comments(0)

わからないことを理解できるまで追求します。数学と合唱ではできるまで。


by 九天
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