次は何処? 1
2018年 04月 30日
《世界の軍事力「米国の対露戦争準備」1》(2まで続く)
で分かることは、米軍がバルト海から黒海まで、ぐるりと取り囲むように軍事網を巡らせ強化しつつあることです。
こうして、ポール クレイグ ロバーツさんの憂慮をさらに理解することができます。
そこで、ロバーツさんの記事を紹介します。
恥を知らないのか?
2018年(平成30年)4月24日
ポール クレイグ ロバーツ
トランプ・メイ・マクロン政権は、無法な犯罪政権であることが、何もかもを乗り越えて証明されました。では、次は何が来るのでしょうか?
ロシアの大統領と外相は、『我々の西側パートナーたち』と語り続け、無法な犯罪者(証明ずみ)との共通の基盤を探るのでしょうか?
共通の基盤はどこでしょうか?
他国の政府は、ロシアがスクリパルに化学攻撃して、シリアがドゥーマで化学攻撃したと、意図的な嘘を(第三次世界大戦の危険を冒しながら)ついた米・英・仏の政府を、どうやって受け入れるのでしょうか? しかも、米・英・仏は、何の証拠もなしにあからさまな嘘を理由に、シリアを攻撃したのです。
他国の政府は、戦争犯罪者との外交関係を、まったくどのように持つのでしょうか?
持てないはずです。
他国の政府は、米・英・仏を裁判にかけよ。
何故、トランプ・メイ・マクロンは裁判にかけられないのか?
それはどうしてかと言えば、世界はパブロフの犬のように条件付けられてしまったからです。西側の戦争犯罪は、通り一遍の特徴と思われ受け入れられてしまうのです。西側の犯罪は、西側に説明責任を果たさせなかった数十年間の先例によって、守られています。
西側世界は、説明なしで戦争犯罪を犯せる、という不法な権利を持っています。
(米国が)シリア政権を転覆しようとしているのを邪魔して、今、ネタニアフ(イスラエル首相)は、トランプ政権がワシントン(米国政府)とイランの間の対立を再開すること、に焦点を合わせています。
ワシントン(米国政府)の属国は、ワシントン(米国政府)の犯罪をかばい続けるでしょうか? また、ワシントン(米国政府)が欧州諸国に与えるカネとは比較にならない危険を、ワシントン(米国政府)が犯すことを欧州の属国は理解し始めるでしょうか?
ワシントン(米国政府)がイラン攻撃を再開するとき,ロシアはどのように振る舞うのでしょうか?
米国・NATO・イスラエルが、ロシアの同盟国シリアを空爆したにも関わらず、シリアにS-300防空体系を売却する決断をロシアはまだ下せていません。
シリアは、旧式のソ連時代の防空体系を使って、この前の攻撃で米国ミサイルの70%を撃墜しました。
S-300はシリアが空から攻撃されるのを守ってくれるでしょう。そうすれば、イスラエル・米国のシリア攻撃は減るでしょう。
このロシアの優柔不断さは、進行中の米国の戦争犯罪を残りの世界が許していることに、結びついています。もしS-300を売却すれば、オーケストラのように(西側に)憤慨が響き渡ることが(ロシアには)分かっているからです。そしてロシアの優柔不断さがさらに無法な攻撃を呼び、結局は致命的な戦争が計画されることになるでしょう。
このことについて考えてください。
英国はスクリパルの嘘に捕らわれています。
米・英・仏は、ドゥーマ化学攻撃の嘘に捕らわれています。そして、人をかついでまわり、人をかつぐことで自分たちの戦争犯罪を正当化した三ヶ国政府は、何の結果も得ていません。
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確かに、アメリカは世界の警察官とか、自由と民主主義を守るとか、、新聞・TVで散々に流され続けてきました。
シリア空爆の本当の狙いはロシアなのでしょうか。ロシア軍の至近を空爆をする、、できる、、ということが大きな動機なのでしょうか。
イスラエルは、化学攻撃疑惑の時に、すかさずイランの(シリアにある)基地を死者が出るほど空爆しました。これは米国に対するメッセージでもあったのでしょうか。シリアではない、、イランが本当の標的だ、、という。。
(《次は何処? 2》へ続く)
参考:
《引き続いて米戦力を考察する 1》(4まで続く)
《ケネディ大統領暗殺事件の資料公開 1》(2まで続く)
《トランプのロシア疑惑とは何か (続) 1》(4まで続く)
《平成30年は?》
《ツイッター大統領 1》(2まで続く)
《世界の軍事力 1》(4まで続く)
《米国政府は、、、 1》(5まで続く)
《世界の軍事力 「ロシア」1》(3まで続く)
《世界の軍事力「シリア」1》(3まで続く)
《ロシアの動向》
《西側世界は、、、1》(2まで続く)
《瀬戸際にて 1》(2まで続く)
《今は何処? 1》(6まで続く)
《世界の軍事力「米国の対露戦争準備」1》(2まで続く)
by ymmatheb
| 2018-04-30 06:55
| ポール・クレイグ・ロバーツ
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