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今は何処? 6

(《今は何処? 5》からの続き)

今までたびたび書いてきましたが、プーチンが継続的に受けているワシントン(米国政府)からの鞭打ち攻撃を避ける、クリスチャンとしてのプーチンの性格を私は感嘆して見ています。おかげで世界戦争の大量殺戮から世界は救われています。
問題は、仕返しをしないことによって、プーチンはワシントン(米国政府)からのさらなる(不当な)攻撃を促進してしまうのでは、ということです。
プーチンは、ネオコンの精神病質者を相手にしているのです。
プーチンは、常識を持つ者を相手にしているわけではありません。

冷戦の続いていた間、米国国連大使はソ連国連大使に向かって攻撃的で無礼な話し方はしませんでした。今のニッキ ヘイリー大使がロシア大使に向かってやっているようなことはしませんでした。
冷戦の続いている間だったら、米国大統領はニッキ ヘイリーを許さなかったでしょう。
狂った性悪女ニッキ ヘイリーは、直ちに国連大使を辞めさせられていたでしょう。

トランプが米国の世界に向けた報道官にとニッキ ヘイリーを選び、狂ったネオコン戦争屋のジョン ボルトンは米国の軍事・対外政策に大きな影響力を持ち、トランプ大統領自身はロシアとの関係正常化を望んだため起訴されそうになっています。こんな米国政府が戦争を避けるための可能性を備えている、とロシアが信じているとすれば、それは妄想でしかありません。

迫り来る戦争を防ぐための最も良い可能性は、露・支那・イランの結束と、ワシントン(米国政府)の精神病質者たちが核兵器を発射するには値しないと思うような、地域的に限定された状況において米軍を打ち負かすことです。
ワシントン(米国政府)が有効に反撃されるまでは、ワシントン(米国政府)のヨーロッパ属国・UN安全保障理事会・化学兵器禁止機構(OPCW)はワシントン(米国政府)に従ったままでしょう。
ワシントン(米国政府)が負けを喫すれば、NATOは解散するでしょう。そしてこの解散によって、ワシントン(米国政府)が他国を攻撃する能力は縮小して蒸発して行くでしょう。

(「危機は始まったばかり」終わり)

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上の最後のところが、少し分かりにくいです。
負かすということは、例えば今回で言えば、ロシアが地中海にいる米空母を撃沈してしまう、ようなことを意味するのでしょうか。
局地戦であっても、米・NATO軍に対してその地域の力だけでは勝てないことは、リビア・イラクなどで分かることではないでしょうか。
そして、冒頭のクリスチャン プーチンに戻るのでしょうか。

戦争は正面だけでなく、影に隠れた攻撃(行動)を必ず伴います。
今回、イスラエルはイランがシリア領内で運用している基地を化学兵器疑惑と同時に空爆しました。
瀬戸際にて 1》(2まで続く)
こちらの攻撃では死者も出ています。
この化学兵器疑惑でのシリア攻撃の影に隠れた動きは、他にはないのかを調べてみたいと思います。
ロバーツさんの深い憂慮の根拠を知るためにも。。

ここで想像をめぐらせば、米国が北朝鮮を攻撃する時は、尖閣に支那共産党軍が侵攻してくる時でしょう。



by ymmatheb | 2018-04-27 07:10 | ポール・クレイグ・ロバーツ | Trackback | Comments(0)

わからないことを理解できるまで追求します。数学と合唱ではできるまで。


by 九天
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