発声練習(その十)
2018年 01月 15日
十二月の後半から一月の始めにかけて、合唱団の練習が休みになって、三週間も空くことになりました。
風邪も治ったことだし、オーケストラやパイプオルガンと一緒に歌う合唱とは、どんなものなのか?を知りたくて、買ってあったマーラーの交響曲第八番の楽譜の第二コーラス・テナーを一ページづつ、ピアノで音を取りながら、あるいはiPadにダウンロードしたアルバムを聴きながら、追ってみました。
第一印象は音程が高いこと。上はB5まで行き、E5♭は低いなーと感じるほどです。アップダウンのむつかしいところもあります。楽器群に混じって歌声も響かせるには、このくらいでなければならないのでしょう。三週間の間、暇を見ては、楽譜と格闘して、どうやら全部を追うことができました。
ファウストは過去に、二種類の邦訳本を読んだことがありますが、ドイツ語の歌詞とかつて読んだ内容とは全く関連をつけられません。内容を深く理解するには、辞書を引きながら歌詞を読むしかないでしょう。
さて、第八番の大きな流れはつかめたのですが、二つのことがわかりました。
1 今の自分の力では、とても及ばない。指導者について、じっくり練習して行けるのならともかく、自分でアルバムを聴きながら歌えるようにはなかなかなれそうもない。
2 B5は辛い。B5付近を長時間練習すると、声全体の調子が悪くなる。
一月最初の練習は七日にあったのですが、なんと風邪の時のように声が出にくいのです。しかも途中で洟を強くかんだ時になる耳がツーンとして聞こえにくくなる現象が両耳に起きたのです。練習の一時間後くらいまでそれは続きました。そして、その次の十四日の練習でボイストレーナーの先生の個人レッスンを受けて、喉の調子は戻りました。マーラーの高音部無理やり練習で、先生がおっしゃる内側にこもった状態での発声になってしまっていたのです。耳のツーンもそうゆう時にきっとなりやすいのでしょう。短い時間で、先生には発声を矯正していただけました。いつもながら、先生には本当に感服します。
まあ、、、第八番を楽に歌える時は、、、、いつかきっとくるでしょう。。。
by ymmatheb
| 2018-01-15 21:25
| 合唱・発声練習
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