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ニューオリンズ・デトロイト・サンファンを通して見たラスべガス大量殺戮 2

ニューオリンズ・デトロイト・サンファンを通して見たラスべガス大量殺戮 1 からの続き



『資産所有貴族は『例外的な』地位ーー人間行為のすべての道義と規範からの免除ーー
を要求する。』



米国の外交政策は、米国の無法性・例外主義者・白人至上主義者の歴史の流れに
沿っています。

米国は、世界初の完全なブルジョア共和国として誕生しました。約一世紀の間、盗み
取った一つの大陸の土地と盗み取った別の大陸の人々を活用して世界最大の経済圏を
獲得した白人略奪者の間で、処理・整理された国です。

米国は、人種統制社会のモデルになりたいと思い、そうなりました。社会的有利さの
ためには『白人度』を高めることだとし、一方で同時に、アイデンティティを持たない
国籍を奪われたヨーロッパ人を、白人の相対的特権なしで黒人と他の『劣等人種』を
虐待する権利だけは社会契約として持たせて、供給すること、がその中身です。

『アメリカ人』の間に真の社会的稠密性がないことは、金持ち階層が自分たちの
仲間(人種がどうであれ)に恩義を感じないことを意味しています。

米国は、望むように金持ちになって金を使う『自由』だけを、(白人に対して)約束しています。

まさに最初から、『アメリカ人』は「あなたがつかめるものを手に入れろ」精神でした、
これはまさに社会的連帯意識ーー人種のことを除いてーーの観念に有害なものです。



このような精神はいつも支配者には役に立ちます。その一方でモラル的には奴隷や賃金労働者を見捨てるようになって行きます。



白人至上主義と継ぎ目なく混じり合った過度の資本主義は、アメリカの宗教になりました
ーこれが、『成功主義』が実質的に米国の作り話である理由です、そして『人類愛』や
『共同体』についてなすべきことは何も持っていない理由です。

米国は、産業化された世界において、最も高度な見せかけの信心深さを持っているが、
社会的セーフティネットに対しての広く普及した支援という点では、明らかに
最も未発達です。





by ymmatheb | 2017-10-07 06:39 | グレン・フォード | Trackback | Comments(0)

わからないことを理解できるまで追求します。数学と合唱ではできるまで。


by 九天
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