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歴史が私を苦しめる(続き)

前回の
に続けて、西尾幹二先生の『歴史が痛い』から引用します。

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一番の問題は、ポイントだけ言います。
世界の中で、欧州、アメリカその他、いわゆる先進工業国ではどこでも、既成の政権の右側に保守批判の今までの体制を批判するナショナルな主張が沸き起こっていて、中途半端な言論に対して集団的な勢力、声が沸き起こっている。
ヨーロッパの場合は特に激しく、フランスのルペンの国民戦線を代表に、ドイツのAfD、イギリスの独立党、オランダとオーストリアの自由党、それからイタリアの北部同盟など、欧州議会の中にいわゆる連合みたいな共同戦線を作っておりまして、それなりにヨーロッパ全体での諸問題に対するアンチ保守政権の勢力が、著しいパワーを発揮しています。

もちろんもう一つ付け加えておくとトランプ大統領が、一足早く同様の行動を成功させて、共和党の既成の政党路線から一歩も二歩も外れた主張を展開しています。・・・・・。トランプのやっていることは一種の上からの革命と思ったらいいのでしょう。そういうことが起こっております。

話を元に戻すとヨーロッパやアメリカのこうした状態に対して、何度も言っているように日本は寂として声がない。本当はあるはずなんですよね。
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この後、戦後の自民党の動きなどが触れられる。米軍の日本「宣撫工作」だったと。
そして、そのままなのではないでしょうか。占領体制は何も変わっていない。そして、徹底した右寄り思想の根絶を一貫してされてきたのではないでしょうか。反米をサヨクが言っても良いが、真の愛国者には言わせない。本当の保守主義者は、微かなものでも刈り取り、保守・愛国というコトを徹底して貶めるのが一貫した占領政策ではないでしょうか。
そもそも大東亜戦争も含めたいわゆるWWIIはコミンテルンが勝利したのだとも言えます。ルーズベルト政権はもとよりGHQにも工作員がたくさんいたのでしょう。共産党は米軍を解放軍と規定したくらいです。共産党は支那の中国共産党、社会党(社民党)・日教組は北朝鮮、過激派全学連などは北及び南朝鮮をルーツとするコミンテルンの派生でしょう。
結果、占領地ニホンには、悲しいかな批判したくとも既成の保守政権すらないわけですから。。。
米軍が戦利品を手放すことはきっとないでしょうから、状況も変わらないでしょう。グレン・フォードの論考によりローマ帝国・モンゴル帝国とは違う帝国の実像が分かり、それが理解できます。
上のトランプに対する見方も、グレン・フォードのトランプへの言及と比べてみると、面白いです。保守的とされる方々の中に、トランプをとても買っている方をあちこちに見かけます。トランプが選挙中に『ニホンも核武装すべき』と言ったりしたのが、原因でしょうか。グレン・フォードの論考を一つでも読めば、これは霧消するでしょう。。。


by ymmatheb | 2017-11-04 21:31 | 時事 | Trackback | Comments(0)

わからないことを理解できるまで追求します。数学と合唱ではできるまで。


by 九天
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