バーニー・サンダースは帝国の貪欲さを振り落とせない 4
2017年 10月 03日
バーニー・サンダースは帝国の貪欲さを振り落とせない 3 からの続き
『バーニー・サンダースはロシアに対する制裁を支持し、シリアの組織的大虐殺
に近いオバマ-クリントンの政権交代戦争を支持しました。』
サンダースの反ロシアの大げさな言葉は、サンダースの講演の中で進歩的に
聞こえる言い回しの大部分を否定しています。
とにかく、サンダースの発言は、今燃え上がっている問題に対する本質的なことは
ほんのわずかしか含んでいません。
サンダースは、自分がトランプではないこと、そして昔の問題についてだけ強い姿勢を
とること、を表明するために退屈な講演をしました。
『目標は、合衆国が世界を支配するためではない』とサンダースは言いました、
『一方、国際社会から撤退し「アメリカ第一」の旗じるしの下で米国の責任を縮小
することも、我々の目標ではない。』
しかしトランプでさえ、UNについて良いことを言えたのですーーそして先週、
国際法を完全に軽蔑し無視することだって示して見せたのです。
そしてバラク・オバマは、大言壮語でグローバリストを演じる一方、あらゆる国際法と
慣例を破りました。
サンダースは、モハメド・モサド首相の選挙で選ばれたイラン政府を1953年
(昭和二十八年)に米国は倒すべきではなかった、と言いました。そしてチリの
サルバトール・アジェンデを1973年(昭和四十八年)に退けるべきではなかった、
と言いました。
サンダースはベトナム戦争とイラク戦争に反対だったーージョージ・ブッシュのイラク
戦争には反対でしたが、今のオバマ-トランプのイラク戦争についてはサンダースは
何も言いません。
by ymmatheb
| 2017-10-03 22:12
| グレン・フォード
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